今回のスウェットを作成するにあたり、生地の基になる糸の紡績、生地の編み立て、すべての工程を国内で行いました。アーカイブをもとに素材を糸から分析。
コットン88%、レーヨン12%の表面に裏起毛のアクリルを混紡することで当時のアーカイブと全く遜色のない素材感を再現。
肉厚で非常に柔らかい裏起毛のヘザーグレーを再現した絶妙な質感、当時の製法を完全に再現した横地使いのサイドリブ仕様のボディ。
ミリタリースウェットでも非常に人気が高い名作を完全再現しました。
当時の縫製を再現しつつも現代的にモディファイすることによりアップデートした当店ならではのプロダクトです。

－ 糸 －
コットンとレーヨンを88%、12%という混率でブレンドされた糸はヘザーグレーなどに見られる杢グレー（霜降りグレー）の糸を得意とする岐阜で生産。さまざまな綿花を手作業でブレンド。紡がれた糸は綿糸の質感とレーヨンのしなやかさ、独特の杢調の色目が最大の特徴です。

－ 生地 －
紡績された糸を生地に編みたてるために岐阜から和歌山に糸が運ばれます。日本国内での丸編みニット（主にTシャツやスウェットに使用される生地）の約40％が和歌山で生産されています。そんな国内トップのニット産業を誇る和歌山にてこだわりの生地を作り上げます。ゆっくりと編まれていく生地はやわらかい質感とふっくらとした生地に仕上がり、ワンツーボディと遜色のない生地が誕生しました。

通称ウエストポイントと呼ばれるUSMA（United States Military Academy）米陸軍士官学校のトレーニングウェアとして採用されていたミリタリースウェット。 アーカイブを基に再現したヘザーグレーのボディに前Vのガゼットを配置した当時の仕様を再現しました。
肩の切り替えのない一枚仕立ての身頃や脇部分のパネルリブや名前を記載するために縫い付けられたテープに至るまで忠実に再現。ヴィンテージのスウェットパーカーに見られる先端の尖ったフードは、現代的にモディファイすることで被り心地のよさと立体的に立ち上がるシルエットにアップデートしました。
長く付き合える普遍的なスタイルはどんなコーデにも重宝するシンプルベーシックデザインです。
糸からこだわりぬいた珠玉のヘザーグレーは、着心地の良さとタフな素材感としてミリタリースウェットの名に恥じない一着となります。

品番：WP1103

Made in japan

Respect for vintage

Made of japan pride

サイズ表記：着丈　身幅　肩幅　袖丈　(cm)
M：66　58　49　60
L ：69　61　51　61
XL：72　64　53　62

素材

混率：コットン85%、アクリル10%、レーヨン5%
（表面：コットン88%、レーヨン12%／裏面：アクリル）