1945年にA-2の後継として登場したL-2は、ライト・ゾーン(10℃~30℃)と呼ばれる温度域での着用が想定された軽量なフライトジャケット。MA-1など一般的なフライトジャケットは防寒用の中綿が詰まっているのに対し、ゴワつきの無いスッキリとしたシルエットで中綿がないのが特徴です。
40年代に始めて支給されたL-2に続き、後継モデルとしてボディカラーがNAVYに変更されたL-2A。
50年代のごく短い期間にのみ採用されたL-2Aですが、朝鮮戦争の当時、その特徴的なエアフォースブルーは「目立ちすぎる」ものでした。そういった背景から生産された数も非常に少なく、ヴィンテージアイテムとしても大変価値があるジャケットとなっています。
通常、ボディと同系色であるネイビーのリブが使用されているL-2Aですが、一部の飛行部隊ではそれぞれの部隊のシンボルカラーにリブを交換したモデルが存在します。
それぞれの部隊によるパッチやステンシルなどでカスタマイズされたフライトジャケットは過酷な環境での兵士の士気を保つ役割もあったと言われています。
こちらは発色の良いオレンジを再現。また、ポケットのフラップや肩のエポレット、裾の三角フラップなど、フライトジャケットとして混同されがちなMA-1とのディテールの違いもしっかりと再現しています。
しっとりとしたナイロンの質感だけでなく、サイズ感も実物をしっかり分析し、アームホールの立体的な構造までこだわりぬいて作り上げました。着用した際に生地のドレープが綺麗に見えるシルエットにも非常にこだわりぬいた逸品となっております。
サイズ表記:着丈 身幅 肩幅 袖丈
38:64cm 60cm 50cm 63cm
40:66cm 65cm 52cm 64cm
42:68cm 70cm 54cm 65cm
カラー:NAVY/ORANGE
素材
表地:ナイロン100%
裏地:ポリエステル100%
リブ部分:アクリル95%、ポリウレタン5%